アプリの概要
FDS体験アプリ(Fire Simulation VR)は、火災動力学シミュレータ FDS で算出した 煙濃度(SOOT)と発熱量(HRRPUV)の時系列データを前処理し、Unity 上で粒子として描画します。 プレイヤーは建物内を一人称視点で移動し、煙の充満や酸素低下を体感しながら避難ゴールを目指します。
教育・防災訓練向けに、シミュレーション結果を「見る」だけでなく「歩いて感じる」体験へ変換することを目的としています。
主な機能
- FDSデータの可視化 — 前処理済み粒子データをタイムステップごとに再生し、煙と火の広がりを表示
- 避難体験ゲーム — 指定エリアへ到達するとクリア。生存時間や移動経路を記録
- 酸素・煙吸入システム — 煙環境にいるほど酸素上限が下がり、息切れ・スプリントで酸素を消費
- 視界・移動の阻害 — 煙にさらされると視界が狭まり、移動速度や視点が不安定になる
- 難易度選択 — イージー/ハードで体験の厳しさを切り替え
- シナリオ選択 — 複数の火災シナリオ(例: prod01)を切り替えて体験可能
- 追加シナリオの取り込み —
.firesimパックを所定フォルダに置くとシナリオを追加可能
データの流れ
- FDS で火災シミュレーションを実行(SOOT・HRRPUV などの出力)
- Python スクリプトでグリッドデータを粒子データへ変換(
fdstoraw.py→rawtoparticles.py) - シナリオごとに ZIP 化し、アプリに同梱または別途配置
- 初回起動時に ZIP を展開し、ゲーム内で時系列再生
シミュレーション本体の詳細は シミュレーション カテゴリーを参照してください。
対応プラットフォームと操作
Windows(デスクトップ)
| 移動 | W / A / S / D |
|---|---|
| 上下移動 | Q(下) / E(上) |
| 視点 | マウス(クリックでカーソル固定、Esc で解除) |
Meta Quest 3S(VR)
| 水平移動 | 左スティック |
|---|---|
| 上昇 | 左コントローラー前面トリガー |
| 下降 | 左コントローラー側面トリガー |
| 開発環境 | Unity 2022.3 LTS(Built-in RP) |
|---|---|
| VR | OpenXR(Meta Quest 3S 向けビルド対応) |
| メインシーン | 2D_template |
配布・ダウンロード
アプリ本体をダウンロードして体験できます。シミュレーションデータは容量が大きいため、初回起動時の展開または別途データの配置が必要な場合があります。
Meta Quest 3S 版
APK をヘッドセットへ sideload してインストールします。大容量シナリオは Download/FireSimulation/Simulations/ への配置が必要な場合があります。
※ 配布ファイルは順次公開予定です。リンクが有効にならない場合は、しばらくお待ちください。
※ Quest 版のデータ配置手順はアプリ同梱の README、または開発リポジトリの手順を参照してください。